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2008年09月09日

子宮外妊娠の手術・治療

子宮外妊娠治療方法としては非観血療法(薬物療法)、観血療法(手術療法)、待機療法の3つに大別されます。

非観血療法(薬物療法)は、通常、抗ガン剤(メトトレキセートMethotrexate ; MTX)が用いられ、この薬剤によって妊娠組織を消失させる治療がとられます。
ただし、副作用は他の抗ガン剤と同様にあるため、使用する場合は最新の注意が必要となります。
適応する条件としては①未破裂の卵管妊娠、②卵管腫瘤が3.5cm以下、③胎児心拍を認めない、④尿中hCGが低値であること、がこの治療の前提です。


観血療法(手術療法)には、開腹手術か腹腔鏡下手術、また卵管切除か卵管保存手術かがあります。
一般的に卵管保存手術の適用には、
・挙児を希望している、
・卵管未破裂または損傷が少ない
・卵管腫大が5cm未満
・胎児心拍がないこと
・高度な癒着がないこと
などがあります。
(*施設により若干の差はあります)


待機療法は、子宮外妊娠の全てが治療を必要とするわけではなく、1割から2割は自然に吸収され治癒することもあるそうです。
尿中hCGが1000mIU/ml以下でそれ以後、自然にな減少傾向にあり、かつ症状が無い場合には、厳重な注意のもと待機療法を選択する場合もあります。

2008年08月17日

子宮外妊娠の診断

子宮外妊娠の診断は困難で、しばしば産婦人科医の頭を悩ませます。

それは、『子宮外妊娠』といっても妊娠に変わりはなく、自覚的症状としては通常の妊娠と何ら変わるところはないためです。
また、胎嚢(胎児が入っている袋)は排卵の遅れや、発育の遅れからも子宮内での確認が困難となるためです。
そのために子宮外妊娠の診断は難しいと言われているのでしょう。


妊娠5~6週になっても子宮内に胎嚢(胎児が入っている袋)がみえず、不正出血を伴う。
また、hCGホルモンの値が高いにも関わらず、子宮内の胎嚢(胎児が入っている袋)を認めない場合は、子宮外妊娠を疑います。


子宮外妊娠の診断の続きを読む

2008年07月27日

子宮外妊娠の自覚症状は?

子宮外妊娠』といっても妊娠に変わりはなく、自覚的症状としては通常の妊娠と何ら変わるところはありません。
生理が遅れていることや、胸が張ったり、尿が近くなったりという症状に始まり、つわりが出てくるようになるという自覚症状は全く同じです。
しかし、ある時期を経た後には、不正性器出血が持続したり、下腹部痛を伴ったりと症状があらわれてきます。

子宮外妊娠は繰り返す?
子宮外妊娠で片方の卵管を切除してもまた妊娠できる?