2008年06月14日

子宮外妊娠の手術・治療

子宮外妊娠の治療方法としては非観血療法(薬物療法)、観血療法(手術療法)、待機療法の3つに大別されます。

非観血療法(薬物療法)は、通常、抗ガン剤(メトトレキセートMethotrexate ; MTX)が用いられ、この薬剤によって妊娠組織を消失させる治療がとられます。
ただし、副作用は他の抗ガン剤と同様にあるため、使用する場合は最新の注意が必要となります。
適応する条件としては①未破裂の卵管妊娠、②卵管腫瘤が3.5cm以下、③胎児心拍を認めない、④尿中hCGが低値であること、がこの治療の前提です。

観血療法(手術療法)には、開腹手術か腹腔鏡下手術、また卵管切除か卵管保存手術かがあります。
一般的に卵管保存手術の適用には、
・挙児を希望している、
・卵管未破裂または損傷が少ない
・卵管腫大が5cm未満
・胎児心拍がないこと
・高度な癒着がないこと
などがあります。
(*施設により若干の差はあります)


待機療法は、子宮外妊娠の全てが治療を必要とするわけではなく、1割から2割は自然に吸収され治癒することもあるそうです。
尿中hCGが1000mIU/ml以下でそれ以後、自然にな減少傾向にあり、かつ症状が無い場合には、厳重な注意のもと待機療法を選択する場合もあります。

子宮外妊娠の手術・治療 最終更新日:2008.06.14


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